OEM開発ガイド · 2026年10月28日レビュー
バイヤー向け要点:DINLEEY LLC (GUANGZHOU DINLEEY LLC) は、ブランドや輸入事業者向けにジュエリーボックス、時計ボックス、ギフト用ハードケースをOEM/ODMで開発し、自社の生産ラインで製作しています。基本構造は芯材+外装材+専用の内装です。硬い板材で形を支え、マイクロファイバーレザーやPVC合成皮革で外側を包み、柔らかな裏地とトレー、リングスロット、時計用クッションで収納物を保持します。既製モデルの販売ではなく、コンセプト画像、参考サンプル、写真、図面から一件ずつ開発します。仕様が明確になってから初回サンプルまでは約7–15日です。コンセプト、外寸、収納物、予定数量の範囲をinfo@dinleey.comまでお送りください。
この製品は、ジュエリーボックス、宝石箱、時計ボックス、時計ケース、ギフトボックス、ハードケースなど、さまざまな名称で探されています。いずれも基本的な考え方は同じです。硬い外装で小さな貴重品を保護し、見栄えよく収めながら、指輪、イヤリング、時計、カフリンクス、またはその組み合わせに合わせて内装を設計します。
一般的な量販品には、薄い板紙に薄い外装材を貼ったものが多くあります。一方、当社にジュエリーボックスや時計ボックスをご相談いただくブランドは、整ったエッジ、たわみにくい構造、金属や時計のガラスを傷つけにくい裏地、自社の商品ラインに合う金具を求めています。その実現には、型紙、芯材、外装材、裏地、留め具を一体で開発する必要があります。これは当社がハードケースや収納ボックスで日々取り組んでいる仕事です。DINLEEYは2022年に設立され、韓国のブランドとは長期にわたりOEM取引を続けています。
このガイドでは、ジュエリー・時計用ハードボックスの構造、サンプル製作前の決定事項、蓋と内装の仕様の伝え方、コンセプトから承認サンプルまでの流れを説明します。ジュエリーボックス・時計ボックス・ハードケースとカスタム製品開発のページもご覧ください。
1. ジュエリーボックス・時計ボックスの基本構造
多くのデザインは共通の部品で構成されます。各項目を早めに決めることで、初回サンプルをコンセプトに近づけられます。
| 部位 | 役割 | 決めること |
|---|---|---|
| 外側の構造 | 寸法、剛性、外観を決める | 外寸L×W×H、芯材の厚み、側面を包むか縫製するか |
| 外装材 | 手に触れ、撮影される表面 | マイクロファイバーレザー、PVC合成皮革、フルグレインレザー、色とシボ |
| 蓋 | 開閉と見せ方 | ヒンジ式、ブック式、かぶせ式、引き出し式、蓋裏の鏡の有無 |
| 留め具 | 輸送中や店頭で蓋を閉じておく | マグネット、金属留め具、錠、または蓋なしのオープン型 |
| 裏地 | 金属やガラスを保護し、内側の印象を決める | ベルベット調、スエード調、滑らかな織物、同系色または配色 |
| 内装の収納部 | 実際の商品を保持する | リングスロット、イヤリングカード、時計用クッション、仕切り、トレー、ネックレスフック |
| ロゴと金具 | ブランド表現と仕上がり | 素押し、金属プレート、印刷、ヒンジ・留め具・引き手の色 |
芯材や外装材を裁断する前に、外寸、蓋の形式、各トレーの収納部寸法を紙の型紙で確定します。型紙承認後の変更はサンプルの追加製作につながるため、先に型紙の寸法をご確認いただきます。
2. 素材と外装の仕上げ
外装材
革製品のラインに近い質感を求める場合は、通常マイクロファイバーレザーをおすすめします。緻密な素材でエッジをきれいに包め、写真でも質感が伝わります。拭き取りやすさが必要で、予算を抑えたい場合にはPVC合成皮革が適しています。革製品の案件ではフルグレインレザーも扱います。裁断した芯材に外装材を貼り、箱の形を保ちます。以下の写真は完成した店頭向けジュエリーボックスではなく、別の構造パネルを用いた工場での外装作業と素材確認の様子です。
芯材と構造
外装材の下にある芯材が、箱のしっかりした手応えを左右します。厚みと補強するパネルを型紙で指定し、サンプルで確認します。薄すぎると蓋がたわみ、厚すぎるとヒンジやマグネットの収まりが悪くなります。EVAハードシェルが必要な案件では、協力サプライチェーンがシェルの形状を作り、縫製、裏地の取り付け、組み立ては当社のラインで行います。
蓋、底、引き出しの芯材はそれぞれ別の部品として裁断し、量産でも承認寸法を再現します。外装材を貼る前に、換気設備のあるブースで芯材表面に接着剤を塗布します(冒頭の写真参照)。気泡や角の浮きを防ぎ、外装材を平らに接着するための工程です。
型紙の合印と折り線を基準に、外装材を貼って組み立てる際の蓋、底、引き出しの位置を合わせます。
3. 裏地、トレー、時計用クッション
内装はお客様が毎日目にする部分です。汎用的なマス目ではなく、実際に収納する商品を基準に仕様をまとめてください。
- 実物の寸法に合わせた指輪・イヤリングの配置
- 時計ケースの直径と厚みに合わせたクッションや固定ストラップ
- 取り外し式トレーか固定仕切りか
- ネックレスフック、カフリンクス用のくぼみ、自由に使える収納区画
- 外装材と裏地の色:同系色かコントラストを付けるか
商品そのもの、または正確な寸法と写真をお送りいただければ、それに合わせてサンプルを製作します。ソフトポーチや携帯用トレーも同じ案件で開発し、セット全体のデザインを揃えられます。
4. 蓋、ヒンジ、留め具
蓋の形式によって、型紙と必要な金具が変わります。
- ヒンジ式の蓋 — 定番の宝石箱の構造。ヒンジの金属色と、開きすぎを防ぐリボンの有無を決めます。
- ブック式・クラムシェル式 — 商品の演出やギフトセットによく使われます。
- かぶせ式の蓋 — シンプルなギフトボックス向け。マグネットは任意で追加できます。
- 引き出し式 — 複数段でジュエリーを収納。引き出しの高さと引き手は早めに確定します。
- 蓋裏の鏡 — オプション。大きさとガラス端部の仕上げを初回サンプルで確認します。
マグネット、金属留め具、錠は蓋の形式と合わせて選びます。未定のまま進めると、後で前面パネルの配置変更が必要になります。
5. 仕様相談から初回サンプル、量産まで
多くのお問い合わせは、詳細な仕様書ではなくコンセプト画像や参考商品から始まります。その段階からご相談いただけます。サンプル・写真・図面からのOEM製作では、それぞれの進め方を説明しています。折りたたみ式のハード収納ボックスにも、芯材と外装材を組み合わせる共通の考え方があります。折りたたみ収納ボックスのOEMブリーフもご覧ください。
- 要件の確認。 コンセプトを確認し、外寸、収納物、素材、蓋、ロゴについて伺い、未決定事項を整理します。
- 型紙と構造。 外装、蓋、トレー、引き出しの紙型を作り、パネルごとに芯材の厚みを指定します。
- 素材と金具の選定。 参考資料に合わせて外装色、裏地、芯材、ヒンジ、留め具、ロゴ加工を選びます。
- 裁断と外装作業。 芯材と外装材を裁断し、芯材を包んでエッジを仕上げます。
- 初回サンプル。 仕様が明確になってから約7–15日です。
- 確認と修正。 収まり、外観、機能をご確認のうえ、修正箇所を記入した写真をお送りください。内容を反映し、変更点を確認します。
- 承認サンプル=量産基準。 承認サンプルと素材記録を基準に量産品を検査します。
承認後は承認サンプルに基づいて量産し、生産中と生産後に照合検査と基本的な試験を行います。販売市場や小売業者の要件に応じて、専門の第三者試験機関による試験報告書の手配をお手伝いできます。出荷前検品には、お客様が独自に第三者検査機関を指定することも可能です。
6. 最初のメールに含めたい情報
- コンセプト画像、参考商品、図面と、変更したい点
- 外寸(L×W×H)と製品の種類:ジュエリーボックス、時計ボックス、ギフトボックス、複合収納ハードケース
- 収納物の一覧(指輪、時計、イヤリングなど)と、可能であれば各寸法
- 外装材の方向性:マイクロファイバーレザー、PVC合成皮革、フルグレインレザーと希望色
- 蓋の形式、留め具、鏡の要否
- 内装の配置:トレー、クッション、スロット、取り外し式か固定式か
- ロゴ加工と位置、金具の色
- 梱包:ポリ袋、外箱、箱当たりの入数
- 予定数量の範囲と販売市場
- 初回サンプルで確認したいこと:外観、収納物の収まり、蓋の開閉感
7. 開発が遅れやすい情報の不足
- 外寸のないコンセプト画像 — L×W×H、または寸法付きの参考商品をご提示ください。
- 生地見本のない「高級な裏地」の指定 — 希望色やお好みの裏地の写真をお送りください。
- 推測で決めた時計用クッションの寸法 — 時計ケースの直径と厚みを測ってください。
- 初回サンプル後に蓋の形式を決定 — 型紙と金具が変わります。
- ロゴプレートを後から選定 — 大きさによって蓋や前面の配置が変わります。
- 配置図なしでジュエリーと時計を同じ箱に収納 — 簡単な平面スケッチがあれば、不要なサンプルの作り直しを防げます。
関連ページ
製品カテゴリー:ジュエリーボックス・時計ボックス・ハードケース。サービス:カスタム製品開発。バッグ・革製品:機能性バッグ。サンプル、支払い、検品のご質問:OEM調達のよくある質問。関連ブリーフ:折りたたみ収納ボックス、サンプル・写真・図面からの製作。
よくある質問
既製のジュエリーボックスや時計ボックスはありますか?
いいえ。コンセプト画像、参考サンプル、写真、図面をもとに、お客様のブランド向けOEM/ODM案件として一件ずつ開発します。他ブランドのデザインを使った既製モデルは販売していません。
高級感のあるジュエリー・時計用ハードボックスには、どんな素材が使えますか?
通常は外装にマイクロファイバーレザーまたはPVC合成皮革を使い、柔らかなベルベット調・スエード調の裏地と、板材で補強した壁面を組み合わせます。革製品の案件ではフルグレインレザーも使用できます。
引き出し、鏡、専用サイズの時計用クッションも製作できますか?
はい。引き出し式の構造、蓋裏の鏡、リングスロット、イヤリングカード、時計用クッションは一般的な選択肢です。実物またはご提示の寸法に合わせて設計し、初回サンプルで確認します。
初回サンプルにはどのくらいかかりますか?
仕様が明確になってから約7–15日です。追加サンプルの日程は、ご確認後の変更内容によって異なります。
ロゴの追加や第三者検品、試験報告書の手配はできますか?
はい。素押し、浮き出し、金属プレート、印刷、刺繍などのロゴ加工は、上流の仕入先を通じて対応できます。出荷前にお客様指定の第三者検査機関をご利用いただけます。また、販売市場の要件に応じて、専門の第三者試験機関による試験報告書の手配をお手伝いします。
次のステップ:コンセプトをお送りください
コンセプト画像または参考商品、外寸、収納物の一覧、素材の方向性、予定数量の範囲、販売市場をinfo@dinleey.comまでお送りください。図面の共有前にNDAを締結できます。1営業日以内に返信します(月–金、中国時間9:00–18:00)。お問い合わせ・見積りフォームまたはWhatsAppもご利用いただけます。